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その次の週… 恐怖の学習塾の時間がやってきたのです。 僕は一人で行くのが恐ろしすぎてキムラと同行したんです。 その日はいつもより早く行き、 「ソネットの何から何まで観察しよう」 という事になっていたんです。 誰もいない教室に入る僕ら。 先週までの教室と違い、何故か今日という日は不穏な感覚がしたんです。 次々に生徒たちがやってくる。 笑顔だったり、まだ片付いていない宿題をいそいそと始めている。 ソネットを馬鹿にしている女子たちも団体さんで到着。 女子1「レーゴおはよう〜。宿題見せてー。」 レーゴ「あ……ああ………いいよ。。」 くっ…… この見下されている感覚はなんだ? ソネットの昨日の「情報が漏れている」というタレコミのせいで 「ド変態が。オナニー見せてー。」 に聞こえるではないか…… なんという屈辱。女子1の目がまるで瀕死のカラスを見るような目に見えてきた。 そんな屈辱に耐えながら、見渡すと後はソネットを残すだけとなった。 ぎぃぃぃぃぃ。 ドアが開きついにやつが来たのだった。 教室では何事も無かった用に皆個々に色々な事をしている。 そんな中ソネットは空気の様に流れ込んできたのだった。 僕ら以外誰もソネットの事に気づいていない。 いや、気がつきたくないのだ。 多分入ってきたドアの音さえも聞こえなかった事だろう…… そんな鈍感な生徒たちにはこの感覚がわからないのだろう。 そんな風にソネットを見つめていると、やつはこっちの視線に気づいたのか気づいていないのか… 自分の席に着いたのだった。 キムラ「やつは仕事にストイックだな………」 ぼそりと呟くキムラ。 呟きたくなるのもわかるのだ。空気が全てソネットに集まっているのだ。 やつが仕事場に着いたとたんここはソネットの教室と化していたのです。 やつは情報の全てを握り、そして、足跡にはレズビデオを残していくというレジェンド。 こちらの高鳴った鼓動さえもやつの地獄耳には届いてるのかも知れない。 授業が始まった…… いつものように熱血漢の先生が授業を始めた。 僕らは授業などそっちのけでソネットの監視を続けました。 キムラ「お……おい。レーゴ。ヤバイ。あれ……なんだ?」 レーゴ「何が……?」 キムラ監視員の目が何かをキャッチしたのだ。 キムラ「あのバック。なんかでかくね?」 ふとソネットのバックに目を落としてみると確かに異様なほどでかいのだ。 パンパンに何かが詰まっているのだ。 そして岩のようにごつごつと突起物が出ているのだ。 レーゴ「た……確かに……いつもあんなんだっけ?」 キムラ「い…いや。わからん……」 なんとも不思議な道具を持って登校するソネット。 やつは何を隠し持っているかなんて想像もつかなかったのだ。 いつものように先生がソネットをあてた。 今日の先生は生徒の回答率が悪くて機嫌が悪く、ぴりぴりしていたのだ。 先生「ソネ。この前わかんなかった問題やってきたよな?」 荒げたい声を少し抑えながら先生が言った。 ソネット「いや……すいません。やってません。」 先生「なんだ?おまえやる気が無いなら出て行け!馬鹿野郎!!」 ソネット「………」 やはりいつものようにソネットの後ろの席の女子が暴言を吐く。 女子1「気持ちわりいから消えちまえよ。」 女子2「まじくせーんだよ。」 無知の蛮勇なり。 ソネットのことも知らず、そんな暴言を吐けるのは貴様たちだけだ。 僕らは底の見えない恐怖を知っている。 その時は女子たちがかわいそうに見えたのでした。 レズビアンにされてるのも知らずに……… そんな授業も半分が過ぎた頃に事件は起こったのです。 問題を解く時間に、先生が消えたのだった。 ガタン! 急にソネットが立ち上がったのです。 そしてこの前と同じように教室から出て行ったのです。 しかし、この前と違う点がひとつあったんです。 それは 出て行く間際に僕らのほうをチラッと見たこと。 レーゴ・キムラ「ひぃっ!!!!」 今から起こる何かを示唆するような目線。何かを訴えているような視線。 恐ろしい…… しかし僕らはソネット監視の第一人者です。 やつの足取りは追わなくてはなりません。 これは危険な任務です。 だがやらねばならないのです。 キムラ「おれ行くわ……レーゴはバックを頼む…」 隊員の内一番潜入捜査に慣れているキムラ隊員が足取りを追う事に… そして、爆発物処理にはレーゴ隊員が任命されたのです。 捜査開始。 キムラ隊員はあたかもトイレに行きたそうなふりをして、教室から出て行ったのだ。 さてはじめよう。 みんなは先生がいないのを言いことにぺちゃくちゃとおしゃべりを始めている。 僕は密やかに、ソネットの机にまで行ったんです。 そうすると女子1が喋りかけてきたんです。 女子1「レーゴどうしたの?」 レーゴ「このバック、おかしくね?」 僕は床に置いてあるバックを指差しながら言った。 女子1「確かに重そうだよね。まじきもい……」 レーゴ「俺は見るぞ……やつの実態をを知るために……」 女子1「えーー!やめなよ〜。。」 そういいながら中身を見たがる女子1。 腐れめ。 捜査員の苦労も知らずによいよいと。 怒りを殺し、僕は床に方ヒザを付き、禁断のバックに手をかけたのです。 ジジジジジ。 パンパンに詰まったバックのチャックをだんだんと下げる。 いかにもきつそうなチャックは簡単にむしろスムーズに下がっていってくれたのでした。 中身がうっすらと見えてきた…………
ヒィィィィィィィィィィィィ!! そこには大量のレズビデオが…… 20本はあっただろうか…… そして今までその花園を守っていた、封印チャックが 限界まで詰め込まれたバックの欲望を解放する。 何故に…?何故にこんなに持ち歩いているソネットよ! 何故にお前は花園を背中に乗せて運んでいるのだ。 床になだれ落ちるレズビデオの数々。 阿鼻叫喚…… 床にはレズたちの宴が始まっていたのでした。 後ろに座る女子達はその場であんぐりと口をあけていました。 僕は恐怖のあまり、捜査を打ち切りにしようとしたのです。 一つ一つレズビデオを纏めてバックに入れようとするレーゴ。 椅子に座りながらレーゴを見下ろす女子たち。 ソネットよ。これがお前の望みか? 三途の川の石積みをやらせようというのか? 奴隷のようにせっせとレズビデオを纏めていたレーゴ。 だがそこで異変に気がついたのだ……… し、閉まらない…というか入らない…… 何度入れようとしても、焦りもありまた散らばってしまう。 床に散らばるレズビデオの数は20本強。 どうやってもそれが入り切らない様な小さなバック。 ソネットよ、どうやってバックに入れたんだ。 またもソネットリックか。 そんな超常現象はいらないぞソネット! そしてソネットが席を立ってから何分かが過ぎようとしていた…… そうしているうちに廊下のほうから足音が…… もうだめだ……! 散らばるレズビデオを放置し自分の席へ。 足音の主はキムラだった。 キムラは顔を青くして還ってきたのだ… 無事に捜査を終えて… キムラ「いない。便所に居なかった……」 レーゴ「えっ…………?」 キムラ「男子便所に居なかった………」 レーゴ「……………」 キムラ「やつの住処は女子便だ……おっ!おっ!って声が女子便から聞こえた。」 レーゴ「……………」 キムラ「間違いなく涙のかわりにオナニーをしてる………」 なんという鬼畜。 何を産んでいるんだソネットよ。 黒い欲望の涙を流しているのか… その時からやつが人間に見えなくなったのは間違いありません。 そして、床に散らばるレズビデオにやっとキムラが気がついたのでした。 キムラ「お前!馬鹿!どうすんのあれ!?」 レーゴ「違うんだって!バックのキャパを超えてるんだよ。レズたちは。」 僕とキムラだけじゃなく全ての生徒がソネットのレズビデオを見つめていました。 床に大量に散らばったやつの秘密を…… ガチャ。 扉が開くと全員が集中してその方向を見た。 教室に、先生が戻ってきたのだった。 そして、床に広がるソネットの欲望をすぐに見つけてしまったのだ。 先生「なんだこれは!」 生徒全員「……………」 先生「ソネのか?ソネはどこ行った!!!?」 言えるはず無いじゃないか。 やつは今涙の数だけ強くなっているのだから。。 先生「お前らもお前らだ!ちゃんと問題も解かないで、 こんな人のもん見て楽しいか!こんなもの見て!」 先生がレズビデオを拾い上げバンバン手で叩いたのです。 ソネットごめん。 レズが叩かれてる。 汚いものが混じっちゃったよごめんよ。ソネット。 先生「ソネはどこいったんだ!?こんなもの持って来てどういうつもりなんだ!?こんなもの持って!!」 いつも以上に怒り心頭の先生。 バシバシと叩く先生はそのこんなものが、とてつもなく面白いタイトルだなんて知りもしなかったのだろう。 「いやらしき者 汝らの名はレズビアン ザ・接吻大特集」 ソネットが帰って来るまでの間、 怒る先生の手でスパンキングされる「いやらしき者」 その姿を見て笑いを堪えるのに必至だった僕らだった…… つづく 次の話
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